会長挨拶

九州大学大学院医学研究院
循環器外科学同門会
会長 角 秀秋
(令和健康科学大学 特任教授)

 次々とパンデミックの波が押し寄せ、社会的活動が行政的にも精神的にも制限されている厳しい社会情勢の中、念願の九州大学循環器外科同門会ホームページが2022年4月から開設されることになりました。同門会諸氏および循環器外科医局の多大なるご協力に、改めて深謝申し上げます。会員同士のコミュニケーションが疎遠になりがちな昨今、本ホームページが会員のホットな情報交流の場となることを確信いたします。さらに、次世代の心臓血管外科を目指す医学部学生や初期研修医にも閲覧していただき、循環器外科外科入局の契機になれば望外の喜びです。
 九州大学大学院医学研究院循環器外科教室は、1973年に九州大学心臓血管研究施設外科部門として開講され、1974年には初代専任教授として徳永皓一教授が就任されました。以降、第二代安井久喬教授、第三代富永隆二教授、第四代塩瀬明現教授へと引き継がれ、研究・臨床ともに我が国を代表する心臓血管外科施設として発展してきました。
 同門会は、1973年九州大学心臓血管研究施設外科部門開講と同時期に開設され、1994年からは九州大学大学院医学研究院循環器外科同門会(初代 浅尾学先生、第二代 花野英城先生、第三代 田中二郎先生、第四代 角秀秋)として会員の親睦を高めるとともに、母教室である循環器外科の発展を支援しています。
 九州大学大学院医学研究院循環器外科は、塩瀬明教授および教室員の頑張りにより、臨床実績や研究実績が目覚ましい発展を遂げています。同門会としては、今後とも同門会幹事・監事諸先生と団結して教室との連携・支援を強化して同門会発展に寄与できる活動の充実に努めていきたいと思います。皆様にはさらなる御指導と御鞭撻を何卒よろしくお願い申し上げます。