九州大学病院心臓血管外科(大学院循環器外科学)では、
卒後3-4年目、初期研修終了後の方を対象に入局者を募集しております。
出身を問わず、幅広い分野で今後の心臓血管外科領域を
リードしていくことのできる外科医の養成を志しています。
当科でこれまでに行った患者年齢は0生日から92歳まで、体重は1.7 kgから100 kg以上と、ありとあらゆる患者に対応しています。ステントグラフト内挿術やMICS(低侵襲的手術)による弁膜症手術・TAVI(経カテーテル的大動脈弁置換術)・左心補助装置植込みや心臓移植など広い分野で先進的な手術を行っています。心大血管手術数は年間約500例にのぼり、九州内では当施設でしか経験できない症例も多数あります。また、九州をはじめ中国四国地方に10の関連病院・関連施設を有しており、グループ全体では年間2000例以上の手術を行っています。外科専門医研修プログラム中に大学病院だけではなく関連病院での研修も行っていただき、ペースメーカー手術や末梢血管手術から段階的に術者トレーニングを行うことが可能です。各関連病院でも下図に示す研修プログラムに対する共通の認識を持っており、外科専門医・心臓血管外科専門医の取得はもちろん、その後の専門性の高い手技の習得を目指した計画的な研修が可能です。
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初期研修2年終了後、九州大学病院および上記関連病院にて約4年間の研修を受けていただきます。その間に外科専門医、心臓血管外科専門医の取得を目指していきます。心臓血管外科専門医は外科専門医取得が必須条件ですので、初期研修中の一般外科症例数の多寡により研修内容が変化します。心臓血管外科を目指される方は、ぜひ初期研修中に一般外科手術の研鑽に励んでいただきたいと思います。
これまで多くの教室員が海外留学を経験しています。留学先は以下の通りです。近年臨床による留学は難しくなっていますが、留学に必要な資格を取得し数名が海外で活躍中です。