九州大学病院 心臓血管外科

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虚血性心疾患・その他

心臓腫瘍(しんぞうしゅよう)

稀ではありますが、心臓内にも腫瘍ができることがあります。心臓腫瘍は、原発性(心臓から腫瘍が発生する)と転移性(他の臓器の腫瘍が転移して心臓で成長する)に分けられます。原発性は、良性または悪性のどちらかですが、転移性は悪性腫瘍となります。最も頻度が高いのは、原発性の良性腫瘍である粘液腫(ねんえきしゅ)と呼ばれるものです。
良性であっても、塞栓症(腫瘍のかたまりが心臓から飛んで脳梗塞などを引き起こす)や不整脈、流出路閉塞(出口をふさいでしまい突然死に至る)などのリスクがあるので、基本的には診断された場合、手術による切除が必要となります。手術は胸の中央を大きく切ることが多いですが、最近では右側の肋骨の間などからアプローチして傷が小さくて済む、低侵襲手術(MICS)による腫瘍切除も行っています。
悪性の場合は、手術をしても根治できない場合があり、手術の対象とならないこともあります。しかし、切除により突然死の回避や症状の改善が期待できる場合、抗がん剤や放射線治療との組み合わせにより生命予後の改善につながる場合などは積極的に手術を行っております。九州大学では、心臓血管外科・循環器内科・腫瘍内科の連携により、患者さんひとりひとりにとってベストな治療選択肢を提供していきます。

図3

図3 心臓エコーで左心房内に腫瘍を認める(矢印)

過去5年間(2016~2020)の治療実績

2016年2017年2018年2019年2020年
心臓腫瘍41475